渡日後の手続き
これから琉球大学での生活を始めるにあたって、最初に必要な手続きをまとめて掲載しています。
特に市町村役場での手続きは、沖縄に到着後14日以内におこなってください。
1. 役場での手続き
住民登録
住む場所が決まったら、14日以内にパスポートと在留カード、学生証を持参のうえ、居住地の市町村で住民登録(転入届)をおこなう必要があります。本学の学生寮(千原寮、国際交流会館)に入居する学生は、西原町役場にて手続きをおこなってください。住民登録が完了していないと銀行口座を開設することはできません。西原町の転入届書は、国際教育課(共通教育棟1号館1階)でも配布しています。
【日本国内から転入する場合】
前に住んでいた市区町村からの「転出証明書」とパスポート、在留カード、学生証持参のうえ、転入手続きをおこなってください。なお、他の大学等から本学に転学、進学した方は、14日以内に出入国在留管理局への届出が必要です。
関連リンク:出入国在留管理局 所属機関に関する電子届出システム
在留カード
新千歳空港、成田空港、羽田空港、中部空港、関西空港、広島空港及び福岡空港においては、旅券に上陸許可の証印をするとともに、上陸許可によって中長期在留者となった方には、在留カードを交付します。
しかし、那覇空港から入国する場合は、パスポートに上陸許可の証印をし、その近くに「在留カードを後日交付する」旨の記載をします。この場合には、中長期在留者の方が市区町村の窓口に住居地の届出をした後に、在留カードが居住先の住所に書留で郵送されます。
なお、在留カードを常時携帯することが義務づけられています。この規定に違反した場合、刑事罰の対象となるので、常に携帯してください。詳細は、出入国在留管理庁のウェブサイトで確認してください。
【住居地の届出】
在留カードを交付された方は、住居地を定めてから14日以内に市区町村の窓口へ届け出てください。また、引っ越しをしたときも14日以内に移転先の市区町村の窓口に届け出てください。届出の際には在留カードを持参してください。
国民健康保険
日本に3ヶ月以上滞在するすべての人は、国民健康保険(国保)へ加入しなければなりません。加入後は、国民健康保険税(国保税)を支払う必要がありますが、治療費の自己負担分は30%で済みます。ただし、保険診療適用外の医療費は全額自己負担になります。住民登録の手続きと同時に、市町村役場で国保の加入手続きも忘れずにおこなってください。加入後は、国民健康保険証(保険証)が即日発行されます。
国民年金
国民年金は加入者が高齢になったり障害を負った時に保険金を受け取ることができる制度です。日本に住む20-59歳の人は、外国人であっても、住民登録の対象となる人は国民年金に加入する義務があります。なお、国民年金には保険料免除制度がありますので、利用してください。
2. 郵便局での手続き
ゆうちょ銀行の口座開設
学生寮の支払いや公共料金の自動振替、奨学金の受給には、日本の銀行口座が必要です。また、日本で携帯電話を契約する際にも、銀行口座の通帳が必要となることがあります。口座の開設は、ゆうちょ銀行のウェブサイトから手続きが可能です。「ゆうちょダイレクト+」または「ゆうちょ口座開設アプリ」を利用したオンラインでの口座開設にご協力ください。
ゆうちょ銀行では、留学生の口座開設について、各支店ごとに1日に受け付けできる人数が制限されています。そのため、入学時期(4月、10月)に口座開設を希望する場合は事前予約が必要です。 口座開設の予約を希望する留学生は、国際教育課にご連絡ください。
〇国際教育課 koshien[a]acs.u-ryukyu.ac.jp ※メールを送る際は[a]を@に変更してください。
なお、以下の学生は奨学金を受け取るために、できるだけ早く口座開設を行う必要があります。在留カードを取得後、ゆうちょ銀行のウェブサイトから申込書を作成し、PDFデータを国際教育課のメールアドレスに送信して口座開設の予約を依頼してください。
・国費外国人留学生
・JASSO奨学金受給予定者
・JICA研修生
※入国後6カ月間は口座からの送金料金が高額です。
銀行は、外国為替及び外国貿易法(外為法)において、「非居住者」が行う為替取引等が規制対象取引等に該当しないことの確認が義務付けられています。そのため、ゆうちょ銀行も「非居住者」に関連する一部の国内送金について、国際送金と同じ取り扱いを行います。
なお、日本に入国して6か月未満の留学生は「非居住者」に該当します。
したがって、日本に入国して6か月未満の留学生が、この期間中にゆうちょの口座から日本国内へ送金を行う場合は「国際送金」として扱われるため、約7,500円程度の手数料が発生する可能性があることに留意してください。ただし、入国後6カ月が経過すると外国為替及び外国貿易法上の「居住者」となりますので、郵便局の貯金窓口で「非居住者」から「居住者」に設定を変更する手続きを行うことで、ATM等での送金も可能となります。
関連リンク:非居住者のお客さまに係る国内送金のお取り扱いについて(ゆうちょ銀行)
3. 定期健康診断
留学生を含む全ての学生は、保健管理センターで行われる健康診断を年に1度(4月又は11月)受けることになっています。健康診断の日程については、保健管理センターのウェブサイトで確認してください。
関連リンク:琉球大学保健管理センター
4. 保険の加入手続き
学生教育研究災害傷害保険(学研災)
学研災は、大学の授業や研究活動中、また通学中の事故によってケガを負った場合に補償されます。留学生の皆さんが安心して日本で留学生活を送れるよう、万が一の事故に備えて早めに加入手続きをおこなってください。保険料など詳しいことは、学生支援課(医学研究科及び保健学研究科の学生は医学部学務課学生支援係)に問い合わせてください。
〇 学生支援課(共通教育棟1号館1階)
TEL:098-895-8135
〇 医学部学務課学生支援係
TEL:098-895-1055
関連リンク:JEES学生教育研究火災傷害保険(学研災)