留学体験記 中国海洋大学
中国海洋大学(中国)派遣
所属学部・研究科名:人文社会学部
派遣時学年:3年次
派遣期間:2023年9月~2024年6月
派遣先国名:中国
派遣先大学・機関名:中国海洋大学
私の留学していた中国海洋大学は山東省南部にある青島市に位置しており、青島はかつてドイツ統治下だった過去を持つため街中には異国情緒あふれる風景がみられる。また海に面しているため風が強く、夏は涼しいが冬は厳しい寒さである。留学先では語学生として講義に参加し、入学手続きの際に簡単な対話がありクラス分けを行った。前学期はa~c,後学期はa~dに分かれており、私は前学期にはcクラス、後学期はdクラスで授業を受けていた。授業で使用される言語は全て中国語であり、先生も中国語を話し教えていた。語学の授業は基本的に午前中で終わるため、午後は聴講生として専門の講義を受講したり、中国人学生と一緒にボランティア活動に参加したりしていた。中国には「读万卷书不如行万里路」(本を万巻読むことは万里の旅に及ばず、自分の目で世界を見て見聞を広めるべきである)ということわざがあり、留学期間中はこの言葉を大切にしていた。そのため座学も勿論重要だが、それ以上に中国でしか経験できないことを大事にし、中国各地に行き沖縄にない文化や風習を積極的に体験することにおもきをおいた。留学中に挫折や失敗も経験したが、目標達成に向けて励んだ日々は他に代えられず、この先の人生においても自分の糧になると信じている。留学を通して様々な経験をし、多様な価値観に触れることで自分自身も大きく成長することができた。そのため、もしも短期交換留学に行くことを迷っている学生がいれば背中を押したい。
所属学部・研究科名:人文社会学部
派遣時学年:3年次
派遣期間:2023年9月~2024年6月
派遣先国名:中国
派遣先大学・機関名:中国海洋大学
私は中国山東省青島市にある中国海洋大学に交換留学生として派遣されました。中国語の授業は全部で4クラスあり、私は上級クラスで、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの授業を受けていました。寮と教室が同じ棟にあり、クラスメートとは四六時中共に過ごすことになったため、お互いに助け合い、笑い合い、学び合う、かけがえのない存在になりました。
基本的に授業は午前中で終わるため、午後は聴講生として中国人学生の授業を受けに行ったり、日本語学科の会話の授業に参加したりしました。留学中ではありますが、グローバルな環境に身を置きすぎていると、逆に中国人との交流が少なくなってしまうので、意識的に中国人学生と関わるようにしていました。
長期休みや土日は一人旅に出かけて、大学内では経験できないことに挑戦したり、新しい出会いを楽しんだり、美味しいものをたくさん食べて中国の魅力を存分に楽しみました。トラブルは付き物ですが、それを対処できるようになったことだけでも自分の成長を感じられるし、今後の人生の糧になっていると信じています。