留学体験記 東呉大学

東呉大学(台湾)派遣

所属学部・研究科名:人文社会学部
派遣時学年:4年次
派遣期間:2023年2月~2024年1月
派遣先国名:台湾
派遣先大学・機関名:東呉大学

 私の留学した東呉大学は台湾の台北市の山の傍、静かで自然豊かな場所にありました。台湾の私立大学の中では一番と言われる日本語学科があり、日本語を積極的に学ぼうとする学生がとても多い印象で、言語交換の相手には困りませんでした。週に数回学生主催の言語交換もあり、お互いに高め合えるいいパートナーと出会うことができます。しかし相手の日本語力と意欲が高いため、その場が日本語のみになってしまうことも。こちらも一生懸命負けずに中国語を話そうとする気持ちが必要だと感じました。毎日のご飯はほぼ外食で済ませていました。台湾は外食文化が盛んな為学校内外に廉価で美味しいご飯屋さんがたくさんあり慣れれば食で困ることはあまりありませんでした。放課後や休みの日にはおいしい店を探して夜市を回るのも楽しみの1つでした。少し長めの休暇の際には国内旅行にも沢山行きました。北と南、東側と西側で同じ台湾国内と言えど、気候や景色、食べ物に違いがありとても面白かったです。台湾の治安状況は体感として、日本とさほど変わらず、時には日本よりも治安がいいのではないかと思うこともありました。何か困ることがあってもいつも周囲にいる方が手を差し伸べてくださり、本当に終始台湾の人の温かさを感じた一年でした。

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所属学部・研究科名:人文社会学部
派遣時学年:4年次
派遣期間:2023年2月~2024年1月
派遣先国名:台湾
派遣先大学・機関名:東呉大学

 東呉大学は故宮博物館から歩いて15分ほどの、台北市の中でも郊外にあります。留学中は、キャンパスの女子寮で台湾人や交換留学生のルームメイトと5人部屋に住んでいました。普段は週に4日間授業があり、授業後や土日に台湾人の友人や交換留学生同士でご飯を食べに行ったり、遊びに行ったりして過ごしていました。東呉大学には日本語学科があり、日本人と言語交換をしたいという台湾人は沢山います。最初は中国語がなかなか出てこないと思いますが、毎週水曜日には語学センターが主催している言語交換会があり、積極的に参加することで中国語を練習できる良い機会となって、交友関係を広げることもできました。また、キャンパスがあまり広くないため、コンビニ前の広場や自習室に行くと大体知り合いがいて、ご飯を食べながらおしゃべりをすることもよくありました。台湾の学生はダブルメジャーも珍しくなく、学習面でも沢山の刺激を受けました。留学を通して出会えた人々や得た経験は一生のものになると思います。