留学体験記 トゥールーズ・ジャン・ジョレス大学

トゥールーズ・ジャン・ジョレス大学(フランス)派遣

所属学部・研究科名:法文学部
派遣期間:2018年10月~2019年7月
派遣先国名:フランス
派遣先大学・機関名:トゥールーズ・ジャン・ジョレス大学

私は、2018年の10月から約9カ月間、フランス南西部のトゥールーズというところに留学していました。大学では、主にフランス語の授業を受講しましたが、文法やフランス語会話だけでなく、授業の中で南フランスの文化や歴史を学ぶ機会もありました。学校外では日本語を専攻するフランス人学生と交流する機会が多くあり、互いの言語や文化について共に伝えあったり、教えあったりとたくさんの楽しい時間を過ごしました。街の中には、トゥールーズなまりのフランス語や、若者言葉のフランス語などが聞こえてきて、授業や教室の中では決して出会わない多様なフランス語を知ることが出来ました。フランスに留学して驚いたことは、異なる宗教や文化をもった人々が多いことです。バスや地下鉄の中では、複数の言語が同時に聞こえてくるということが当たり前でした。沖縄にいては知らなかった多くのことを体験できた留学生活でした。この留学生活を通して考えたことや感じたことを、活かせるような進路を見つけたいと強く思うようになりました。多くのことを知りたい、体験したいと考える方に対して、留学を勧めたいです。

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所属学部・研究科名:法文学部
派遣期間:2019年9月~2020年3月
派遣先国名:フランス
派遣先大学・機関名:トゥールーズ・ジャン・ジョレス大学

 私はクラシックバレエに興味があり、留学中は大学で舞台芸術関係の授業を受けたり、大学外ではバレエレッスン、週末やバカンスにはフランス国内外のバレエ団の公演をよく鑑賞して過ごしていました。トゥールーズ・ジャン・ジョレス大学を留学先に選んだのも、舞台芸術について学ぶことができ、街にトゥールーズ・キャピトル・バレエ団という地域的特色のあるバレエ団があったからです。DVDでしか見たことがなかった憧れの劇場に足を踏み入れ、憧れのダンサーを生で観た時の感動は忘れられません。フランスで出会ったバレエ作品からたくさん学ぶものがありました。バレエにとどまらず、オペラ、絵画といった芸術に興味のある方はフランスへの留学を強くお勧めします。  また、大学ではフランス人だけでなくフランス語を学ぶ様々な国籍の人たちとも交流することができました。彼らとお互いの文化について語ったり、議論するのはとても刺激的な経験であり、留学によってフランス語、フランス文化だけでなく、中国、ロシア、ボリビアの文化など興味の幅はさらに広がりました。自分の学びたい分野だけでなく今まで知らなかったような分野から発見が多くあるのも留学の醍醐味なのではないかと感じます。

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所属学部・研究科名:法文学部
派遣時学年:4年次
派遣期間:2022年01月~2023年01月
派遣先国名:フランス
派遣先大学・機関名:トゥールーズ・ジャン・ジョレス大学

 トゥールーズ・ジャンジョレス大学に留学し、一年間フランスで生活しました。初めての一人暮らしをフランスですることになるとは夢にも思いませんでした。流れるように早いフランス語、多すぎるストライキ、通学時の超満員電車、衝撃の円安で減りゆく残高…。大変なことはいろいろありましたが、それらを上回るのは「留学できてよかった」という気持ちです。言葉さえ違う新しい環境に身を置くのはとても勇気がいるし、内向的になりがちな私ですが、クラスメイトや街の人との出会いのおかげで、わからないことを恐れずに積極的に学ぼうとする姿勢、コミュニケーションの重要性など、自分の新たな可能性を見つけることができたと思います。また、様々な国の文化や習慣について理解を深めることや様々な角度からの社会情勢の理解など、多国籍の人々が共に暮らすフランスだからこそ学べたことも沢山ありました。語学力だけでなく、自分を取り巻く環境を理解して順応する力もつけることができた留学だったと思います。

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所属学部・研究科名:国際地域創造学部
派遣時学年:3年次
派遣期間:2022年9月~2023年6月
派遣先国名:フランス
派遣先大学・機関名:トゥールーズ・ジャン・ジョレス大学

 私は、フランス南部にあるトゥールーズという都市に留学していました。  トゥールーズには日本語を学ぶフランス人学生がたくさんいますが、彼らは日本語だけではなくスペイン語やドイツ語、韓国語など多言語を学習していたため、いい刺激を受けました。言語学習ではインプットとアウトプットが大切といわれる通り、学校の授業で習ったことを実際にフランス人相手に使う、これが最もフランス語が身に付く方法だと感じました。そのため、休みの日は積極的にカフェに誘うなどして、フランス語を話す機会を増やすように心掛けていました。また、徐々に会話に慣れていくと、内容も楽しめるようになり、それが一番嬉しかったです。  もちろんフランス語で話しても伝わらないことが何回もありましたが、こちらが一生懸命現地の言葉で伝える努力をすれば、相手もちゃんと向き合ってくれることが分かりました。初めての海外生活は全て順調だったとはいえませんが、今振り返ってみればどれも学びに繋がることばかりで、本当に留学してよかったと思います。

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所属学部・研究科名:国際地域創造学部
派遣時学年:4年次
派遣期間:2024年1月~2025年1月
派遣先国名:フランス
派遣先大学・機関名:トゥールーズ・ジャン・ジョレス大学

 私はフランス南部にある第四の都市ToulouseのToulouse Jean Jaurés 大学へ留学しました。そこで外国人向けのフランス語コースにてフランス語を学習しました。クラスにはアジア、南米、東ヨーロッパやスラブ系など世界中から年齢も様々な学生が集まっていました。個人差はありましたが優しくやる気のある先生方が多かったように感じます。授業は気になったことやわからない点はすぐに聞くことのできるオープンな雰囲気でした。一クラス当たりの生徒数は十五人程度で少人数制だったので発言もしやすいと感じました。  大学主催の留学生歓迎イベントで他の留学生と交流したり、日本語学科のフランス人と交流したりと友達を作る機会は多くありました。日本人の留学生も多いため、すぐに友人を作ることができました。大学以外にも日仏協会や言語カフェ等で日本語を話したいフランス人との交流の場もありました。  Toulouseは人口の約四分の一が学生であり多国籍な街なので活気がありつつ、他の都市と比較しても治安が良い街でした。車で二時間ほどでピレネー山脈へ行けるので山登りやスキーなど様々なアクティビティを楽しむこともできました。

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所属学部・研究科名:国際地域創造学部
派遣時学年:3年次
派遣期間:2024年09月~2025年05月
派遣先国名:フランス
派遣先大学・機関名:トゥールーズ・ジャン・ジョレス大学

 私はフランスのトゥールーズ・ジャン・ジョレス大学に9ヶ月ほど交換留学をしていました。初めの頃は、フランス語もほとんど話せない状態だったため、学校で授業を受けるにしても買い物をするにしても苦戦していました。また、フランスでの生活面においては、日本ほど衛生面が整っていないことや社会制度が充実していないことによる不便も多くありました。このような様々な壁を乗り越えるために様々なことに積極的に挑戦し常に行動を起こすようにしていました。例えば、語学の点においてはフランス人の学生や海外留学生とともに過ごす時間を増やすように意識し、交流を深め相手の文化を理解し尊重するように心がけました。さらに、フランス人学生との交流において、人種差別、貧困問題、就職問題など様々な社会課題について知る機会が多く、フランスの社会や文化を肌で感じる良い機会となりました。トゥールーズには日本語を大学で学んでる学生も多く、日本人留学生と日本語を学ぶフランス人学生との週一回開催されるパーティーやフランスで生活をしている日本人の社会人の方々と学生との交流の機会など現地の人々と過ごす機会にも恵まれました。