留学体験記 済州大学校

済州大学校(大韓民国)派遣

所属学部・研究科名:観光産業科学部
派遣期間:2019年09月~2019年12月
派遣先国名:大韓民国
派遣先大学・機関名:済州大学校

 私は2019年の9月から韓国の済州大学に1学期間の交換留学を行いました。出発前は日本と韓国の仲が戦後最悪と言われるような状況でしたが、現地ではそれを感じることなく有意義な時間を過ごすことができました。済州の文化を学ぶクラスや韓国語の授業に参加しました。この留学では物事の考え方や精神面の成長ができたと思います。一つは韓国という国をより理解することにつながりニュースなどの情報を鵜呑みにせず考えや文化を尊重することが重要だと考えるようになりました。二つ目に、私自身のアイデンティティの確立につながったと考えます。故郷を離れてみて初めて、私が沖縄のことに誇りを持っているということに気づくきっかけにもなりました。加えて私自身のコミュニケーション能力の向上が一番大きいと思います。韓国語の能力もそうですが、多くの人と関わり理解しようとする姿勢が身についたと思います。今回の留学で得た経験を無駄にせず、これからも幅広い視野を持って多くの人と関わっていきたいです。

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所属学部・研究科名:国際地域創造学部
派遣時学年:4年次
派遣期間:2024年3月~2024年12月
派遣先国名:大韓民国
派遣先大学・機関名:済州大学校

 TOPIK5級という決して低くはない級を取得して留学に望みましたが、いざ授業を受けてみると、特にライティング力が大きく欠けていることに気づきました。周りよりも持っている級は上なのに、ライティング力は周りに全く歯が立たないほどで、前期は特にライティング力向上に努めました。また、授業時間に発表する機会やディスカッションする時間も多く、スピーキング力や他言語で自分の意見を話すことに対する抵抗感もほとんどなくなったように感じます。語学堂では韓国人以外の外国人が一緒に韓国語を学ぶ場所であるので、韓国にいながら多くの異文化交流、理解ができました。韓国の大学の多くがe-buddy制度と呼ばれる、留学生に在学生が1人ついて生活を助ける制度があるのですが、生活の面においてはe-buddyの方に本当にたくさん支えられました。銀行口座開設や保険料支払登録だけでなく、大学内外でのイベントへ誘ってくれたり、友人の輪を広げることまで手伝ってくれました。そのおかげで、異国の地での慣れない生活も特に大きな問題なく過ごすことができたし、貴重な経験ができました。履修登録がうまくいかず、観光系の科目をあまり履修することができなかったことが残念な点です。