留学体験記 ハワイ大学ヒロ校
ハワイ大学ヒロ校(米国)
所属学部・研究科名:法文学部
派遣期間:2019年9月~2020年3月
派遣先国名:米国
派遣先大学・機関名:ハワイ大学ヒロ校
ハワイ大学ヒロ校への約8ヶ月の留学生活は非常に充実したものでした。ヒロ校でどういう生活を送っていたのか主にシェアしたいと思います。学業面では、自分の興味をより追求できました。私はヒロ校で言語学のクラスをメインで受講しながら、気になったクラスを取るといったようにしていました。ハワイ語やハワイの文化に関する授業などヒロ校独自のクラスもたくさんあり、そういった授業を多く履修しました。また、ハワイでは言語復興運動もさかんで、私の興味分野の学識を深めるのにとても良い環境でした。生活面では、新鮮な経験をたくさんすることができました。平日は学校に行き、週末は友達と遊ぶという生活を主にしておりました。個人の意見ですがヒロ校の周りにはあまり遊ぶところがなかったため、キャンパス内で過ごすことが多かったのですが、大学内外のイベント等がたくさんあったので退屈することなく過ごせました。また、ハワイの沖縄人コミュニティの集まりにもよく参加していました。現地の人と交流して、色々な考えを吸収できたのは本当に良かったです。最後に、ヒロ校での留学生活は本当に楽しくてあっというまでした。新たに目標も発見でき、今後の大学生活を送る上でも有意義なものとなりました。
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所属学部・研究科名:法文学部
派遣時学年:4年次
派遣期間:2021年8月~2022年5月
派遣先国名:米国
派遣先大学・機関名:ハワイ大学ヒロ校
私はハワイ大学ヒロ校に留学しました。学業面では英語教育、ハワイ学について学びました。課外活動では、日本のことについてハワイの人に知ってもらうためJSAという日本クラブに属し、日本の文化について紹介しました。また、日本語ボランティアをして日本語教育の実践的な経験をすることもできました。休日は海に行ったり、ハイキングをしたり自然と身近な生活をしていました。私は生まれも育ちも自然豊かな沖縄に住んでいましたが、ここまで自然と密接な暮らしをしたことは初めてでした。ハワイに住んでいる人々全員が自然に対してリスペクトを持っていて、自然保護に対する意識が高く、自然や生き物をリスペクトした行動を当たり前のこととして行っていました。またハワイは移民の歴史があり、Okinawanの人々も多くいます。遠く離れたハワイで沖縄の文化や沖縄人としてのアイデンティティが継承されている様子は沖縄で生まれ育った私にとって、伝統文化について考える良いきっかけとなり、良い刺激となりました。
所属学部・研究科名:国際地域創造学部
派遣時学年:4年次
派遣期間:2023年8月~2024年5月
派遣先国名:米国
派遣先大学・機関名:ハワイ大学ヒロ校
ハワイ大学ヒロ校は、琉球大学よりも学生の数が少なく、先生方と学生が密なコミュニケーションを取ることができる、学びやすい環境でした。学業面に関しては、もちろん大変なことが多くありましたが、友人、先生方の力を借りながら自身の学びを深めることができました。難しいことでも、学びたいという意欲を示せば、とても親身になってサポートをしてくれる先生方が多くいらっしゃいました。自身の専攻である言語学については、私は4年次の途中で渡航したこともあり、母語での知識があることから、現地の学生とディスカッションをスムーズに行うことができ、非常に有意義な時間となりました。ハワイの土地柄、いろいろな人種の方がいるため、多文化に寛容で、自分たちの文化や歴史と同様に敬意を払い、大事にしていることが多くの場面で感じ取ることができました。現地で仲良くなった友人たちも、様々なバックグラウンドを持っており、お互いの郷土料理をふるまい合うことも多くありました。学術的にも、自身の人間的な部分も大きく成長できた宝物のような10ヵ月になりました。