留学体験記 ネヴァダ大学リノ校

ネヴァダ大学リノ校(米国)


所属学部・研究科名:法文学部
派遣期間:2019年8月~2020年3月
派遣先国名:米国
派遣先大学・機関名:ネヴァダ大学リノ校

 私は約7か月間、ネヴァダ大学リノ校へ留学していました。日本人はあまりいないかなと思っていましたが日本人の学生は沢山いました。(笑)
 初めの数か月は友達もできづらかったのですが日本人学生とばかり話すのも違うなと思っていたので学食などでは寂しかったです。その頃に日本人学生の友達と話をして心の底から笑った時に、人と話すって楽しい!と改めて感じたことは今も強く印象に残っています。1か月を過ぎたあたりから徐々に現地の友達もできはじめ、話すことが増えたり日本のことを教えたりしていきました。日本人学生の友人とも励ましあったり情報共有したりして頼もしい存在でした。後期はより勉強に集中することができたと思います。
 私は休みがあれば友人と近くの都市に旅行に行ったりしましたが旅行のたびに学ぶことがありとてもよかったなと思っています。また、サンクスギビングデーやクリスマスの時期に友人やアメリカに住んでいる親戚のお宅にお邪魔させてもらったのですが伝統料理や文化をたくさん教えてもらったのでとても感謝しています。現地の人と友達になることは少し難しいと思いますが、文化や若者の流行など、たくさんのことを教えてもらえるので勇気を出して話しかけてよかったです。 ————————————————————————————————————————————————————–


所属学部・研究科名:国際地域創造学部
派遣時学年:4年次
派遣期間:2021年8月~2022年5月
派遣先国名:米国
派遣先大学・機関名:ネヴァダ大学リノ校

 私は秋学期、春学期の9カ月間、アメリカのネヴァダ州西部に位置するネヴァダ大学リノ校に留学しました。留学先では琉大で専攻している言語学の他、経済学や心理学など、幅広い分野の講義に挑戦しました。講義によってスタイルが違いますが、どの講義も膨大な量の課題が課されるので、図書館や教室の勉強スペースには毎日通っていたと思います。試験やディスカッション、プレゼンも沢山経験しました。留学生が自分一人と言う講義が多く、逃げ出したくなることも多々ありましたが、一生懸命に取り組む様子は必ず教授や現地の生徒の方々が見ています。語学力の面で自分の力が思うように出せない事があっても、講義への姿勢や態度の面で周りから評価してもらったり助けをもらうことがあったので、ネヴァダ大学に留学して良かったと実感しています。また私はルームメイトや同じ寮の人たちにも恵まれていたと思います。毎日の昼食やディナー、ジムなどを共に過ごし、実家にホームステイをさせてくれたりなど、学期前半から帰るまでずっと仲良くしてくれました。また、リノを離れて隣のカリフォルニア州にまで旅行する機会もあり、勉強面以外でも充実した日々を過ごせたと思います。

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所属学部・研究科名:法文学部
派遣時学年:4年次
派遣期間:2021年08月~2022年05月
派遣先国名:米国
派遣先大学・機関名:ネヴァダ大学リノ校

 ネヴァダ大学リノ校(UNR)は、学科が40以上もある総合大学です。いくつかの寮や研究室の建物は、100年近い歴史があり、2万人以上の生徒がいて(2021年現在)、その中の約600人が留学生です。そのため、留学生向けの行事もとても充実していました。特に学期の始め、8月の半ば〜後半にかけて、新入生や留学生が参加できるイベントが毎日行われていました。それらに参加することで、友達の輪を一気に広げることができました。  私は、キャンパス内の寮に住んでいましたが、生活環境はとても良かったです。寮はセキュリティが整っていたので、安心して過ごすことができました。寮の中や周辺は、毎朝掃除されます。私は、ルームメイトと2人1部屋で、キッチンやバスルームを6人で共有する部屋に住んでいました。料理や洗濯などの家事は全て自分で行っていましたが、共有スペースの掃除はみんなで話し合って当番を決めたり、時間のある人が率先して行なったりと協力していました。  2学期間を通して、計9つの授業を履修しました。特に、留学生用ESLの授業は、英語の基礎を学びながら、さまざまな社会問題などのトピックを学習できたため内容が充実していたと思います。宿題や授業準備にかける時間は多かったものの、いろいろな国からの留学生と関わることのできる、多様な英語に触れられるといった面でも受講して良かったと振り返ってみて思います。

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所属学部・研究科名:地域共創研究科
派遣時学年:2年次
派遣期間:2023年08月~2024年05月
派遣先国名:米国
派遣先大学・機関名:ネヴァダ大学リノ校

 2023年8月から2024年5月までの9ヶ月間、私はアメリカのネヴァダ州にあるネヴァダ大学リノ校に留学しました。留学前は不安もたくさんありましたが、アメリカの大学に留学することが私の一つの夢だったので、期待とワクワク感が大きかったです。  住居の関係で、到着して3日間ほどホテルに滞在しました。街を散策したりバスに乗ってみたりと楽しい時間を過ごせましたが、その時はまだ学校が始まっていなかったので、知らない街に1人という孤独感が強かったです。学校が始まると、オリエンテーションや交流会、野外映画鑑賞会など留学生が現地の生活に馴染み友達を作りやすくなるようなイベントがたくさんあり、ホテル滞在の時に感じていた孤独や不安はたちまち消えていきました。  授業は、留学生向けのESLの授業と、現地の授業をいくつか受講しました。現地の学生のスピードについていくのは正直大変でしたが、ディスカッションやプレゼンテーションで彼らの視点を知るのはすごく刺激的でした。日本や沖縄のことを話すと興味を持ってくれる学生も多く、クラスは学びの良い交流の場になっていました。  キャンパス外では、友人たちとリノのダウンタウンに遊びに行ったり、友達に誘われてパーティーに行ったり、またレイク・タホという大きな湖に泳ぎに行ったりと充実した生活を送ることができました。特にレイク・タホは世界で最も美しい場所の一つと言われており、透き通った水の上でパドルボードをした時に見えた景色は一生忘れられないほど綺麗でした。  留学を通して、研究分野の知見を深めるだけではなく、海外の友達ができ異文化理解やコミュニケーション能力など様々な面で成長することができたと思います。この素晴らしい機会を得られたことに心から感謝しています。

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所属学部・研究科名:人文社会学部
派遣時学年:3年次
派遣期間:2024年08月~2025年05月
派遣先国名:米国
派遣先大学・機関名:ネヴァダ大学リノ校

 学業面では、留学生向けの英語のクラスや教養、専攻のクラスを履修し、言語の壁に苦しみながらも、自分のペースで学びを深めた。英語のクラスでは、他国からの留学生と仲良くなることができ、お互いに切磋琢磨しながら、アカデミックな文章の書き方や話し方をはじめとした四技能を学んだ。専攻のクラスでは、扱う単語やテーマによっては授業内容が難しく感じられ、不安に思うこともあった。そこで、授業前には他の学生に話しかけ、情報を共有したり意見を交換することで授業内容の理解を深めることを心掛けた。生活面に関しては、私が住んでいた寮にはキッチンがなかったので、ミールプランを選択し、キャンパス内にあるダイニングで主に食事をした。また、私は寮に住んでいてルームメイトが1人いたが、あらかじめルールを決めたり、お互いに配慮した行動をとりながら生活したりすることで、居心地の良い空間を保っていた。その他の面では、毎週の書道クラブに参加し、書道や日本文化を通じてアメリカの学生と交流したり、また、沖縄の方言についてプレゼンテーションをする機会があったりなど、実りある経験ができた。

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所属学部・研究科名:人文社会学部
派遣時学年:4年次
派遣期間:2024年08月~2025年05月
派遣先国名:米国
派遣先大学・機関名:ネヴァダ大学リノ校

 私はネヴァダ大学リノ校での9カ月間の留学を通じて、アメリカという国についての理解を深めることが出来ました。現地で受講した授業からは、アメリカの政治制度や司法制度、政治政策や薬物文化などについて学び、これは私自身の今後の研究に大いに役立つものとなりました。また現地学生との交流やカマラ・ハリス氏の演説会への参加、歴史的刑務所へのフィールドワークなどを通して、多様な価値観を知ることが出来ました。日本とは全く違う言語、文化での生活に戸惑うこともありましたが、自ら学ぶ姿勢を大事にしたことで、これらの葛藤を克服していきました。周りの友人や教授にも恵まれ、彼らから多くのサポートを得たことも、慣れない場所での留学生活が素晴らしいものとなったことの大きな要因の一つです。日本では想像することの出来ない、体験することの出来ない多くのことを経験することができ、勇気を出してこの交換留学プログラムに参加して良かったと心の底から感じています。