留学体験記 ソウル市立大学校

ソウル市立大学校(大韓民国)派遣

所属学部・研究科名:観光産業科学部
派遣期間:2019年9月~2020年3月
派遣先国名:大韓民国
派遣先大学・機関名:ソウル市立大学校

 私は、韓国のソウル市立大学校に琉球大学から派遣大学生として約半年間在学していました。私が所属した国語国文学科では韓国や韓国語(ハングル)の文化や歴史、伝統やアジア諸国の文化や歴史などを学ぶ授業がありました。韓国語を学ぶ授業も様々なレベルごとに用意されていました。留学生が参加できるサークル活動もあり、私はバスケットボールサークルとスポーツ同好会に参加していました。サークル活動に参加することで韓国人の友達や他国の留学生の友達がたくさんできました。また、留学生のためのアクティビティ活動も定期的に行われていました。暮らしに関しては、大学内の寮に入っていました。寮に入ると、生活にかかる費用が安く抑えられるうえに、友達ができやすいです。そして私の場合は2人部屋のルールメイトが5個上の優しい韓国人だったので生活しながら常に韓国語を使い、学ぶことができました。この留学生活を通して沖縄にいるだけでは絶対に経験することのできない経験をすることができ様々なことに対しての見方、考え方が広がりました。もともとは1年間の派遣予定であったがコロナウイルスの影響もあり、半年で帰国することになり残念なのですが、韓国にいた半年間は自分にとってかけがえのない経験、思い出になりました。

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所属学部・研究科名:法文学部
派遣期間:2019年8月~2020年2月
派遣先国名:大韓民国
派遣先大学・機関名:ソウル市立大学校

 私は2019年後期から10ヶ月の予定で韓国・ソウルのソウル市立大学へ交換留学をしました。ソウル市立大学は現地の学生が留学生をサポートするバディ制度(ソウルメイト)をとっており、留学開始の一か月ほど前からバディと連絡を取り合うことが出来たので留学前の不安は殆どありませんでした。留学開始後もソウルメイトがさまざまなイベントを開催してくれたので、ここを通じて交流の輪も広がったように思います。また韓国は、秋から冬にかけて公休日が多く、交通費が非常に安いので、休日はソウル市内の博物館や美術館へ足を運びました。日本では学ぶことのできない歴史の詳細や文化について多くの知識を得ることができ、これからとりかかる卒業論文の貴重な資料になり得ると考えています。留学生活においては特に台湾や中国の友人と親しくなる機会が多く、言語交換をしたり、政治や互いの文化の話など慎重な話題について話したりと中華圏に関しても関心を抱くきっかけになりました。私の留学生活はコロナウイルスの影響により半年で終わりを迎えることになりました。悔しい気持ちとやり残したこともたくさんありますが、この留学で学んだことを最大限生かし今後の研究に励みたいと考えています。

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所属学部・研究科名:人文社会学部
派遣時学年:4年次
派遣期間:2022年02月~2023年02月
派遣先国名:大韓民国
派遣先大学・機関名:ソウル市立大学校

 私は、2022年2月から韓国のソウル市立大学校に一年間留学していました。コロナ期間の留学だったため、隔離や検査など、準備段階からやることが多く大変でしたが無事にスタートできました。授業は、韓国語のレベルに合わせて多様なクラスが用意されており、私が受講した実用韓国語では筆記の試験よりもグループ課題や発表が多く、楽しみながら韓国語を学ぶことができました。韓国語の授業を教えてくれた先生方は、留学生がどうしたら良い留学生生活を送れるかをとても親身になって考えてくれていて、学生と積極的にコミュニケーションをとっていた点が印象的でした。様々な国の留学生がいるので、韓国語を学べるだけでなく、韓国とその他の国の文化についても知ることができて勉強になりました。また、留学生を手伝ってくれるソウルメイト制度が外国人留学生7名に韓国人学生1人という風に班分けされていて、定期的に集まりを企画してくれたので、ソウルメイトとも仲良くなることができました。大学から最寄り駅まで歩いて20分ほどかかりますが、1号線と京義中央線が通っていてアクセスは良かったと思います。休日には友達と旅行へ行ったり、コンサートへ行ったりして、いい思い出を作ることができました。留学に大事なことは常に情報収集を欠かさず、自ら積極的に意思表示を行うことだと感じました。経験の機会を逃さないよう、勇気をだして行動していくことで充実した留学生活を送ることができたと思います。諦めずに留学に来てよかったと思う瞬間が何度もありました。これから留学に行く皆さん、素敵な留学生活になることを祈っております!

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所属学部・研究科名:人文社会学部
派遣時学年:3年次
派遣期間:2023年3月~2023年12月
派遣先国名:大韓民国
派遣先大学・機関名:ソウル市立大学校

 沖縄から出たことが無い私にとって、留学中は自分の興味関心の分野を探求できた期間であったと感じます。デモやストライキが身近に起こっていたり、国境が近くにあったりなど、政治や国際関係についての問題を実際に見ることが出来ました。留学中の授業でも韓国の文化や政治などのついての授業を履修し、授業以外でも韓国民俗村という場所や西大門刑務所歴史館、北朝鮮との国境であるDMZに赴くなど、歴史や政治情勢を肌で感じることが出来ました。私の専門分野は法学ですが、留学中に学んだ政治や国際関係、文化などの学びは韓国の社会構造を理解する上では必要なものであったと思います。また、勉学以外でも大いに成長することが出来ました。ソウル市立大学には、現地の学生と留学生が交流できるソウルメイトという制度があり、遊びに出かけたり、現地の学生が韓国語を教えるチュータリングもあったりと、外に出たり人に会う機会が沖縄にいる時よりも格段に多くなり、コミュニケーション能力が高くなったと思います。協定間での留学は大学のサポートもあり、留学しやすい環境であると思うので、留学に興味のある方は学生のうちに挑戦してみてください!

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所属学部・研究科名:理学部
派遣時学年:3年次
派遣期間:2023年3月~2023年12月
派遣先国名:大韓民国
派遣先大学・機関名:ソウル市立大学校

 ソウル市立大学校に約1年間に交換留学をしました。市立大の物理学科に所属し、前期は韓国語と力学、後期は電磁気学と物理数学を履修しました。私は韓国語をドラマで触れた程度であったので初めは英語を使うなど日常生活で困ることもありました。しかし専門の授業は韓国人しかいないため休み時間に積極的に話しかけ、誘いはほぼ全て参加し交流に力を入れたため語学的な部分で大きく成長しました。韓国は学科のイベントが沢山あり、学期初めに行われる対面式とMTという合宿に参加したときに親しい友人とも知り合いました。図書館には充実したデスクがあり、スタディカフェなども沢山あります。そのため試験期間は友人と様々な場所で勉学に励みました。市立大学はソウルメイトという交流システムや韓国語のチュータリング、グローバルラウンジ、専門授業のチュータリングなどを展開しているのでそれらにも積極的に参加しました。また保険はオスマに加入したのですが提携の病院は限られているので手配の際は事前に連絡することをお勧めします。

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所属学部・研究科名:国際地域創造学部
派遣時学年:4年次
派遣期間:2023年9月~2024年6月
派遣先国名:大韓民国
派遣先大学・機関名:ソウル市立大学校

 私は授業を英語で履修しようと考えていたため韓国語のハングルのみを覚えて留学をしました。現地についてからは韓国語を話せず最初の3ヶ月はとても苦労しました。現地で日本語を話せる韓国人と仲良くなり、韓国語を教えてもらいなんとか生活には困らなくなりました。留学中はソウルメイトという韓国人が留学生をサポートや観光案内をしてくれる制度があり、ロッテタワー観光やパーティーなどを開催してくれました。そこでできた友達も多くとても感謝しています。さらに、チュータリング制度というものがあり、現地の学生が留学生に対して生活に困らないように日常で使う韓国語を教えてくれました。レストランに行った時の表現方法や、カフェでの韓国語など非常に役に立つ韓国語を学びました。同じドイツとアメリカから来た留学生とも仲良くなり、週末は観光に出かけました。全学期は韓国語の授業と韓国語の言語学についての授業を履修しました。どちらも英語での授業で理解が非常に難しかったです。言語学の期末試験がプレゼンだったためプレゼン資料作成と発表内容の原稿作成に非常に苦労しましたがとても達成感があり非常に学びになりました。