留学体験記 フォートルイス大学
フォートルイス大学(米国)
所属学部・研究科名:法文学部
派遣期間:2018年8月~2019年4月
派遣先国名:米国
派遣先大学・機関名:フォートルイス大学
英語を身につけ異文化体験をしてみたいという思いでアメリカに留学し、日本とは比べ物にならないほどの課題の量に投げ出したくなることもありましたが、意欲的な生徒と先生が意見を述べながら展開されていく授業で、とても内容の濃い、学ぶのが楽しいと思える有意義な時間を過ごすことができました。留学したことでアメリカ文化やアメリカ人の性格に対する偏見がなくなり、自分の視野が広がっただけでなく、自分の意見を述べる積極性も身についたように思えます。また誰にでもフレンドリーで何事にも熱心なアメリカ人の魅力を見つけられただけでなく、相手のことを気遣い大切にし、何事も無駄にしないもったいない精神をもつ日本人の性格や、世界一おいしい日本食など、日本にいたら当たり前である日本の魅力をも新ためて実感することができました。周りの方々に支えられながら、英会話や異文化だけでなく、専門分野についても日本とは異なる環境で学べたことは大学に留学してよかったと思えるポイントです。たくさんの素晴らしい方々との出会いもあり、毎日が新鮮なことばかりの充実した留学生活はとてもいい経験となりました。
所属学部・研究科名:国際地域創造学部
派遣時学年:4年次
派遣期間:2021年08月~2022年05月
派遣先国名:米国
派遣先大学・機関名:フォートルイス大学
私は、アメリカ合衆国コロラド州にあるフォートルイス大学に留学しました。学校では主にネイティブアメリカン研究とジェンダー・LGBTQ研究の分野を中心に履修していました。授業についていくのは難しく、課題も日本とは比べ物にならない量あって何度も心が折れかけましたが、周りの人の助けを借りながら成長することができたと思います。また、授業の時間内で収まり切らないほどディスカッションが活発に行われ、堂々と自分の意見を発言する現地の学生に対し尊敬の念を抱くのと同時に、クラス内唯一の日本人ということもあって、自分の意見がどれほどに相手にとって価値があるかということも学びました。留学先では現地の学生をはじめ、学生の家族や他国から来ている留学生など、様々な人々と触れ合う機会があり、日本にいるだけでは得られないような価値観や考え方を得ることができました。私自身交換留学に行く前は不安に押しつぶされそうで、何回もやめてしまおうと思いましたが、その不安を乗り越えた先で成長した自分と出会うことができたので、留学へ行くことに悩んでいる学生も思い切って挑戦してみることをお勧めします。
所属学部・研究科名:人文社会学部
派遣時学年:4年次
派遣期間:2023年8月~2024年5月
派遣先国名:米国
派遣先大学・機関名:フォートルイス大学
私は琉球大学や日本では学ぶことが難しい分野を学ぶためにアメリカのコロラド州にあるフォートルイス大学に2学期間留学しました。フォートルイス大学周辺は、冬場は少し寒いですが治安が非常に良く、米国内でも比較的安全な場所です。フォートルイス大学はネイティブアメリカン色の強い学校で、ネイティブアメリカンの生徒や先生が多く、言語や文化、歴史などのネイティブアメリカンについての授業が多く開講されていることが特徴的なカレッジです。少人数の講義が多いことも特徴の一つでしょう。
実際に留学してみて、課題が日本よりも多く、語学の面でも苦労しました。しかし、そうした生活にも徐々に慣れ、様々なことが学べたと思います。例えばNative American and Indigenous Studiesという分野の授業では、リーディングやディスカッションを通してネイティブアメリカンの人々が歩んできた歴史や、そのコミュニティあるいはアメリカが抱える問題点を学びました。留学してよかった点は、やはり琉球大学では詳しくは学べないネイティブアメリカンのことや、実際に体験して分かった小さな文化の差などを多く学べたことだと思います。これから留学に行くという方は、授業や交流を通してぜひ日本や琉球大学で学べないことを学ぶことを強くお勧めします。
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所属学部・研究科名:国際地域創造学部
派遣時学年:4年次
派遣期間:2024年 8月~ 2025年 5月
派遣先国名:米国
派遣先大学・機関名:フォートルイス大学
フォートルイス大学では、観光や国際ビジネス、マーケティングといったビジネスの授業だけでなく、ジェンダーやネイティブアメリカンなど多様性についての授業も受講しました。授業ではリーディングやショートエッセイなど課題が多かったのですが、必死にこなしてきました。ディスカッションやプレゼンテーションも多かったことから、プレゼンテーションスキルが上がり、自分の意見を考え伝える力が鍛えられました。ジェンダーやネイティブアメリカンの授業では、異なるバックグラウンドの人たちと関わる機会が多く、そこから自分の視野を広げることができ、日本の場合はどうなのか考えるきっかけになりました。
授業以外では、ハイキングやキャンプなどのアウトドアに挑戦し、沖縄と違った観光事例を知ることができました。日本語のクラスでTAをする機会もあり、日本や沖縄のことについて紹介し、現地学生の理解を深められたと思います。そしてDance Co-Motionというダンス活動では、新しいことへの挑戦や、新しい人と繋がることの大切さを改めて学びました。
この留学生活から総じて、日本、沖縄とは異なる環境だからこそ、多くの学びがあり、心が強くなり人としてさらに成長することができたと思います。