留学体験記 シェフィールド大学

シェフィールド大学(イギリス)2019年度派遣

氏名:渡口翔平
所属学部・研究科名:法文学部
派遣期間:2019年9月~2020年6月
派遣先国名:イギリス
派遣先大学・機関名:シェフィールド大学
受給した奨学金名称:岸本遺贈基金奨学金

  シェフィールド大学ではいくつかの授業をとったが、どれも読書課題が多かった。読んだ後に自分の考えをまとめ、セミナーという生徒参加型の授業に参加しなければならかった。そこで自分の意見を持ち、他の人の考え方を聞くことができた。大学には主に3つ図書館があり、24時間空いている図書館も中にはあった。テスト期間には学生が夜遅くまで残って勉強しているのも面白い光景であった。私はバスケットボールが好きで、派遣先大学でもバスケットボール部に入部し、大会等に出させてもらえた。その中でイギリスのスポーツに対する考え方やプレイの仕方の違いを学ぶことができた。バスケットボールを通してたくさんの人と交流することができ、そこからスポーツを通して人と交流する楽しみや、その重要性を改めて気づけたと思う。また、週に一回ほど寮の人々や友人と集まって、お酒を飲みながら話すことができた。イギリスの文化において、パブやクラブのような施設の存在から分かるように、お酒は大きな役割を果たしている。イギリスのドラマや映画を見ていると必ずと言っていいほどパブで撮られたシーンが出てくるのでそこからも分かるであろう。その文化を肌で感じることができたのは嬉しかった。また、私が留学した年には、コロナウイルスが発生し、世界的に大きな問題となった。ひとりの友人が家に帰国するまでいていいと誘ってくれたのでイギリスにとどまることを決めた。そこで、ホームステイをすることになり、イギリスの家庭の文化や食事の違い、日本の文化の共有を行い有意義な時間を過ごせた。