海外留学希望者の方へ

琉球大学では30を超える国や地域の約100校の大学等と国際交流協定を締結して、充実した海外留学制度を整えるとともに、経済的な支援として、大学独自の奨学金や支援金の支給によるサポートを実施しています。また、バラエティ豊かなアジア・太平洋地域の諸大学に留学できるのも琉球大学ならではです。
海外留学には様々なプログラムや制度があります。自分の希望にあった留学を探してみましょう。

学内の海外文化研修・短期研修

「長期間の留学をするのはちょっと不安」「興味のある国で現地の生活をお試し体験してみたい」など、1学期間以上の海外留学に踏み出せない場合は、学内で実施している海外文化研修や短期研修を利用してみてください。海外文化研修の派遣先国は、台湾、ハワイ、フランス、ドイツ、スペインなどで、海外文化研修に参加した経験が短期交換留学につながった先輩も多くいます。 海外文化研修については、外国語ユニット「海外文化研修特設サイト」で確認してください。

短期交換留学(派遣)プログラム

琉球大学と海外の大学との間で締結した学生交流協定に基づいて,琉球大学に在学したまま協定大学に留学する制度です。琉球大学は30か国・地域以上の約90大学と学生交流協定を締結しています。 派遣期間は1学期以上1年未満で、留学先で取得した単位は、留学終了後に琉球大学で定められた手続きを経た場合、単位互換(琉球大学の卒業単位として認定)することも可能です。 特に英語圏の協定校への派遣希望者が多く、派遣可能人数には限りがあります。希望する協定校の交換留学枠を獲得するには、学内の短期交換留学(派遣)学生選考で考慮されるGPA(入学時から短期交換留学申請時点までの成績係数)を高水準で維持することと、各協定校が定めている英語語学力試験(TOEFL、IELTS等)の基準点を取得していくことがポイントになります。英語圏への留学を検討している場合は、一度TOEFL iBTまたはIELTSを受験してみましょう。

QUEST基金国際交流支援事業

琉球大学の学部及び大学院に在籍する学生で海外留学を希望する者に対し、留学準備のために受験する英語能力試験(TOEFL iBT及びIELTS)の受験料の一部を助成することにより、留学への意識付けの機会を設け、学生の英語能力の向上を図るとともに、学生の海外留学を促進することを目的として実施しています。 TOEFL iBT及びIELTSの受験1回につき、2万円を助成しています。 詳細情報はこちら→https://ges.skr.u-ryukyu.ac.jp/study-abroad/public-offering/quest_schorlship2023-2/

私費留学

大学を休学して留学する方法もあります。留学の開始時期、期間、留学先国や大学に制限がなく、自由に留学プランを立てられることが私費留学のメリットです。ただし、大学では私費留学の準備をサポートできないので、全て自分で準備するか、留学エージェントに依頼しなければなりません。私費留学の中でも、目的が語学学習なのかワーキングホリデーなのかでビザの種類が異なります。また、留学先国によって必要経費は異なりますので、事前に学費や生活費を確認し、留学計画を立てることをお勧めします。


ワーキングホリデー

私費留学の中でも留学目的が就労活動を含めた滞在の場合は、ワーキングホリデー制度を利用した留学になります。ワーキングホリデー制度で留学できる国は限定されていますので、留学したい国がこの制度を実施しているか、事前に確認が必要です。留学先国によってビザ申請の要件が異なるため、事前の情報収集がポイントになります。


進学としての留学

学部や大学院修士課程を卒業後、修士課程/博士課程への進学先として、海外の大学院を選択する学生もいます。 大学院の進学手続きを希望する場合、派遣希望先大学から「募集要項」を取り寄せて、各自で申請します。琉球大学の窓口を通す必要はありません。「募集要項」はほとんどの大学でホームページから調べることができ、申請もオンラインで行う大学が多くなってきました。 大学院進学者向けの奨学金としての主な奨学金は下記になりますが、一般の財団法人等の奨学金も数多くありますので、幅広く情報収集することが大切です。


1.日本学生支援機構(JASSO)海外留学支援制度制度(大学院学位取得型)
2.フルブライト奨学金(日米教育委員会)
3.小渕沖縄教育研究プログラム
4.外国政府等奨学金(JASSOホームページ)