短期交換留学(派遣)制度

琉球大学では、「国際交流の推進」を基本理念の一つとして、海外の大学等との教育・研 究交流を推進しています。その取組の一つとして、本学と海外の大学との間で締結した学生交流協定に基づいて、琉球大学に在学したまま協定大学に留学する制度である「短期交換留学(派遣)制度」があります。琉球大学は30か国・地域を超える、100大学以上の大学と学生交流協定を締結しています。
派遣期間は1学期以上1年未満で、留学先で取得した単位は、留学終了後に琉球大学で定められた手続きを経た場合、単位互換(琉球大学の卒業単位として認定)することも可能です。
特に英語圏の協定校への派遣希望者が多く、派遣可能人数には限りがあります。希望する協定校の交換留学枠を獲得するには、学内の短期交換留学(派遣)学生選考で考慮されるGPA(入学時から短期交換留学申請時点までの成績係数)を高水準で維持することと、各協定校が定めている英語語学力試験(TOEFLIELTS等)の基準点を取得していくことがポイントになります。
この制度について詳しく知りたい方は、海外留学冊子(COMPASS) を読んでみましょう。

短期交換留学(派遣)プログラムとは?

短期交換留学(派遣)プログラムとは、本学と海外の大学間で締結した「学生交流協定(覚書)」に基づいて、琉球大学に在学したまま外国の大学へ留学するプログラムで、交換留学とも言います。 なお、以下で紹介しているプログラムは「大学間学生交流協定」に基づくもので、全学部・研究科の学生が対象となります。「大学間学生交流協定」以外に、「部局間学生交流協定」があり、これに基づく交換留学は当該学部・研究科の所属学生のみ対象となります。「部局間学生交流協定」に基づく交換留学の募集時期や派遣人数等については、各学部・研究科の事務室に問い合わせてください。 「大学間学生交流協定」に基づく交換留学の概要は以下のとおりです。


派遣期間

1学期間又は1年間で学期が基本単位になります。

授業料

学生交流協定に授業料不徴収の規定がありますので、留学先の大学の検定料・入学料・授業料が免除されます。ただし、留学期間中も本学に在籍している状態にあるため、本学の授業料は納入しなければなりません。

派遣人数

学生交流協定に一年度当たりの交換留学生の人数枠が規定されていますので、この人数を超えて派遣することはできません。また、英語圏の大学については、本学が受入れる交換留学生数によって、毎年派遣できる人数が変動します。

単位互換

短期交換留学(派遣)プログラムによる留学は、語学留学とは異なり、派遣先大学において専門分野の教育や研究指導を受けることになります。また、派遣先大学で取得した単位は、帰国後琉球大学において所属学部の承認が得られれば、卒業要件の単位として認定されます(単位互換制度)。単位認定可能な科目等は各学部によって異なりますので、留学を希望する学生交流協定大学で提供されている授業科目等について事前に情報収集し、学習計画について事前に指導教員・学部事務室と相談してください。 所属学部に単位互換の申請をする際には、留学先の大学が発行した成績証明書とシラバスが必要になるので留意してください。

応募資格

派遣時において、正規課程に在籍する学部2年次以上(大学院生を含む)の学生です。また、後学期期末試験を終了し、学業に支障がない場合は、1年次においても派遣される場合があります。 ただし、最終学年の学生は帰国前に卒業しない者、又は学部卒業後に大学院への進学が確定している者で、留学を終えて琉球大学に戻り、そののち卒業する学生に限られています。

募集次期

毎年10月初旬頃に各学部学務係において次年度の第1回募集に係る申請書類を受け付けます。第1回募集は、翌年の4月~翌々年の3月の間に出発する留学が対象です。また、第1回募集で派遣可能枠に余剰が出た学校交流協定校について、派遣年度の5月頃から第2回募集を行います。各募集回とも、応募に必要な書類や提出期限等の詳細を本ホームページに掲載しますので、募集を希望する場合は、定期的に確認するようにしてください。

第1回募集

募集時期:10月~11月

面接審査:12月上旬

派遣時期:募集する年の次年度4月~3月

第2回募集

募集時期:5月~7月

面接審査:8月上旬

派遣時期:募集する年度の12月~3月

選考

「書類審査」及び「面接審査」の結果を踏まえ総合的に評価して選考します。留学希望先大学が語学要件を設定している場合、当該要件を満たす語学力証明書を保有している応募者に対して面接審査を実施します。語学力証明書を提出できない応募者については、面接審査を実施しませんので、語学力試験に向けて早めに対策を立て、学習を開始してください。各学生交流協定校の語学要件については、COMPASSを確認してください。

学業成績

前述した選考の「書類審査」には、学業成績(入学から申請時点までの成績評価係数:通算GPA。満点は4.00)も含まれています。面接審査で高得点を獲得しても、通算GPAの数値が低い場合、学内の選考で不合格となるケースも少なくはありません。短期交換留学(派遣)制度を利用した留学を検討している場合、通算GPAを高い水準で保つことがポイントとなります。

給付型奨学金(返済不要な奨学金)

短期交換留学(派遣)プログラムにより留学する学生向けの経済的支援として、岸本基金寄附金奨学金、QUEST基金奨学金、日本学生支援機構(JASSO)海外留学支援制度又は琉球大学後援財団による給付型奨学金に申請することができます。詳細は以下を確認してください。 なお、これらの奨学金の選考に漏れた場合であっても、短期交換留学(派遣)学生として学生交流協定校に留学することは可能です。

奨学金月額 受給月数 留学準備金 採用人数 支援対象者
岸本基金寄附金奨学金

人材育成支援事業 協定派遣

12万円 最長12ヶ月 24万円 2名 欧米諸国・オーストラリアへの短期交換留学生
QUEST基金奨学金

国際交流支援事業 協定派遣

8万円 最長12ヶ月 15万円 17名 全ての短期交換留学生
日本学生支援機構(JASSO)

海外留学支援制度

6万円-8万円 最長12ヶ月 16万円 

※家計基準あり

17名

※年度で人数が異なる

短期交換留学生

※年度で対象国が異なる

琉球大学後援財団

留学生派遣奨励金

5.5万円 最長10ヶ月 2名 全ての短期交換留学生

留学報告

短期交換留学(派遣)制度を利用して派遣された学生は、帰国後1か月間以内に成績証明書とともに留学報告書を提出することが義務付けられています。留学報告書には、派遣先の国や大学の情報、学んだことや体験したこと、印象に残った出来事、悩んだこと、楽しかったこと、これから留学する学生に伝えたいこと等を記載し、後輩達や留学を志している在学生に留学体験を引き継いでもらいます。

準備・その他

*希望派遣先大学等のカリキュラムを事前に調べることが大切です。専門科目や専攻分野を学ぶことができるか、専門分野の研究者(教員)がいるのかなども確認してください。

*帰国後の琉球大学での研究計画や復学時期、卒業年月(卒業延期など)について、あらかじめ指導教員や各学部等事務室と相談し、帰国後、スムーズに学業に復帰できるよう細心の注意をはらって準備を進めてください。

*学内選考において派遣が決定した場合、引き続き協定校への入学手続きが必要です。国際教育課の担当職員と一緒に準備を進めていきます。その場合でも、各協定校の事情・判断により入学が許可されない場合もありますので、留意してください。

*旅券(パスポート)、査証(ビザ)、航空券や宿舎の手配等については、派遣される学生自身で準備・手続きを行います。渡航時期に合わせて、余裕を持って準備することが必要です。