留学体験記 バルセロナ自治大学

バルセロナ自治大学(スペイン)2019年度派遣

氏名:渡嘉敷 璃久
所属学部・研究科名:法文学部
派遣期間:2019年9月~2020年3月
派遣先国名:スペイン
派遣先大学・機関名:バルセロナ自治大学
受給した奨学金名称:JASSO海外留学支援制度

 新型コロナウィルスの影響で途中帰国を余儀なくされたため本来よりも少し急な帰国になったがバルセロナ自治大学にて約7ヶ月の留学を経験した。前期ではスペイン語文法とカタルーニャ社会についての授業を履修した。後期では日本語・西語翻訳、英語・西語翻訳、スペイン語文法、アジアの近代史、言語学の授業を履修した。最初の3ヶ月は私のスペイン語力が非常に乏しかったため授業についていくのがとても大変だった。また、ルームメイトとの問題もあり勉強にも集中できなかった。スペイン語のコミュニケーション力を伸ばす上で大切なことはできるだけスペイン人とスペイン語で会話をする機会を増やすことである。タンデムという言語交流に参加するなど自発的に人と関わる機会を増やさない限りスペイン語力を伸ばすのは難しいと感じた。英語でも日本語でもない言語で毎日生活することは容易ではない。少なからず毎日ストレスを感じていた。しかし、このような状況下での7ヶ月バルセロナ留学は非常に貴重な経験だった。留学先で得た経験はこれからの人生設計を構想する上で自分を後押しするものだっただろう。この経験を経てスペイン語力向上はもちろんのこと人間的にも成長したことは間違いない。少しでもバルセロナ自治大学での留学をこれから考えている人は是非チャレンジしてもらいたい。