留学体験記 グアム大学

グアム大学(米国)派遣


所属学部・研究科名:国際地域創造学部
派遣時学年:4年次
派遣期間:2022年1月~2022年12月
派遣先国名:米国
派遣先大学・機関名:グアム大学

 グアム大学での1年間は、これまでの人生の中で最も「人間として成長できた1年」だったと言えます。  「グアム」と聞くと、アメリカの準州で海が綺麗、観光地として有名なイメージですが、実際は昔からのオリジナルの伝統文化を大切にするどこか沖縄に似たあたたかい島でした。  私は学内にある寮に住んでいたのですが、そこにはグアム周辺の島から集まる生徒が多くいて、毎日聞いたことのない言語や見たことのない文化に触れることができました。彼らからは「自分の伝統文化、アイデンティティの愛し方・守り方」を学びました。イベントで伝統舞踊を披露するだけではなく、日々の生活の中で伝統的なネックレスやスカートを身につけていたり、同じ島出身の子が来たら歓迎していたりと、日常的に文化やアイデンティティを大切にする様子が見られました。私も生まれ育った沖縄が元々大好きですごく大切だったのですが、彼らの様子を見ていると沖縄の文化を感じる経験やウチナンチュであることをより日常的に感じられるようになりたいと思うようになりました。その思いが留学中に日に日に強くなっていた頃、グアムの沖縄県人会の方達と繋がることができました。沖縄の方言と英語が飛び交う不思議なコミュニティーで、あたたかく、イチャリバチョーデーの精神で私を1年間支えてくださいました。こんなにも安心して留学をできた学生はいないのではと思うほどでした。留学を終えましたが、グアムは私の第二の故郷であると言えるほど、現地の友達をはじめ、ウチナンチュのみなさんと強いつながりを持つことができました。  勉強面では、最初の半年は授業についていくことに必死でした。ですが、予習にかなり力を入れることでなんとかついていけるようになり、残りの半年は復習に力を入れて理解を深めるよう工夫をしました。ずっと英語教師を目指していたので、教育学、言語学を中心に履修しました。第一言語が英語である地域で私の専門科目を学んだことで、英語力向上とその分野の学問を新たな視点から学ぶことができました。  勉強面も生活面も色々な人に支えられ助けられていることを毎日感じた一年で、と同時に慣れ親しんだ沖縄以外の場所でも故郷のような場所を新たに作ることができると自分の可能性も感じた一年でした。

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所属学部・研究科名:国際地域創造学部
派遣時学年:4年次
派遣期間:2024年8月~2025年5月
派遣先国名:米国
派遣先大学・機関名:グアム大学

 私は、交換留学制度を利用しグアム大学に留学しました。留学中は、日本・沖縄では体験できないことを多く経験しました。コミュニケーション学や興味があったマスコミの他にも、グアムの歴史に関する授業やエッセイの授業など、自分の専攻以外も幅広く学ぶことができました。最初は、授業内容を理解することや友達作りに苦戦し、落ち込むこともありましたが、慣れてくると心に余裕が生まれ留学を楽しむことができました。また、留学中は大学内の寮に住んでおり、初めての海外での生活、寮生活で不安も大きかったのですが、友達を作るきっかけになったし、ネイティブスピーカーと過ごせるチャンスにもなったので、とてもよかったです。休日は、よく友達とビーチに出掛けたり、カフェで勉強をしたりしていました。留学当初は、不安が大きく、沖縄に帰りたいと思う日もありましたが、帰国が近づくにつれ、帰りたくないと思うようになっていました。留学を体験することができて良かったです。