留学体験記 国立台湾大学
国立台湾大学(台湾)派遣
所属学部・研究科名:法文学部
派遣期間:2019年2月~2020年1月
派遣先国名:台湾
派遣先大学・機関名:国立台湾大学
台湾大学では、国際生向けの中国語クラスが開講されています。細かくレベル分けされており、テストを受けて自分に適したクラスに入ることができます。中国語クラスは世界各国の留学生が受講しており、いろんな学生と交流することができる素晴らしい環境でした。他には台湾の歴史や文化を学ぶ授業や、体育の授業にも参加しました。どの授業ももちろん全て中国語なので最初は苦労しましたが、学ぶことの多い授業ばかりで、授業を通して自分の中国語も上達することができました。台北には、台湾大学の学生が運営する台湾日本学生交流会という学生サークルの本部があります。そこには日本に関心があったり、日本語を勉強している台湾人の学生もたくさん参加しています。活動は月に一回ほどですが、そこで知り合った友人たちと普段から遊んだり、休みの日には旅行に行ったりなど、台湾人との友人関係を広げることができ、本当に参加してよかったと思います。一年間の留学は決して楽しい事ばかりではありませんでした。様々な困難がありましたが、周りの人に助けてもらいながら一年間乗り越えることができ、留学に行く前よりも人間として大きく成長できたと感じます。
所属学部・研究科名:法文学部
派遣期間:2019年2月~2020年1月
派遣先国名:台湾
派遣先大学・機関名:国立台湾大学
国立台湾大学のキャンパスはとても自然豊かで、大学内には野生のリスや見たこともないくらいの大きな鳥までいました。留学期間中は、国立台湾大学の学生寮である太子学舎水源舎区(Prince House Shuiyuan Dorm)に住んでいました。この学生寮には主に各国からの交換留学生が住んでおり、ロビーやジム、その他共有スペースでは、毎日いろいろな言語が飛び交っていたのがとても印象的です。普段の食事は大学付近で食べることが多く、公館エリアには台湾の料理だけでなく、様々な国の料理が食べられるお店が数多くあり、日本では食べることのできない味付けを沢山楽しむことができました。留学が終了した今でもたまに懐かしく思います。 授業は主に中国語で、はじめにクラス分けのテストがある為、同じような語学水準のクラスメイトと受講します。その為、いろいろな国からきている留学生とお互いに切磋琢磨し合いながら楽しく受講することができ、充実した日々を過ごすことができました。最後にこの留学を実現するにあたってたくさんの協力をしてくれた国際教育課の先生方、所属である琉球アジア文化専攻の先生方、また友達、そして家族に心からの感謝を伝えたいです。
所属学部・研究科名:工学部
派遣時学年:4年次
派遣期間:2022年9月~2023年6月
派遣先国名:台湾
派遣先大学・機関名:国立台湾大学
留学期間中、台湾大学では、英語で開講されている講義を現地生と一緒に受けたり、留学生向けの中国語の授業を受けていました。中国語の授業は事前にレベル分けテストを行った上でクラスが決まります。そのため、自分と似たようなレベルの学生たちと、お互いにわからなかったところは教え合ったり、先生に質問しながら楽しく授業を受けることができました。国立台湾大学のキャンパスはとても広く、大学内では野生のリスを見ることができるほど自然豊かで、図書館には24時間空いている自習室もあり、勉強するのにとても最適な環境でした。
台湾は本島の大きさが日本の九州より少し小さいぐらいで、西側は高鐵という高速鉄道も走っており、台北から台南まで2時間もあれば行けてしまうので、土日や祝日には、友人とよく旅行に出かけていました。地域ごとに雰囲気が違っていたり、有名な食べ物や名所があったりして、どこへ行っても楽しかったです。
私が留学した台湾大学は、ヨーロッパやアメリカなど世界各国から留学生が来ており、日本やアジアとは違う食生活やカルチャーについて学ぶことができ、自分の中の視野がとても広がりました。今回の留学はとても貴重な経験で今後の自分自身の財産になると思います。
所属学部・研究科名:人文社会学部
派遣時学年:3年次
派遣期間:2023年2月~2023年12月
派遣先国名:台湾
派遣先大学・機関名:国立台湾大学
私は、国立台湾大学の社会科学院に所属し、主に留学生向けに開講されている中国語の講義と、現地の学生と一緒に受講する専門の講義を受講していました。1学期目は自分の中国語能力の不安もあり、専門の講義は英語を使用して行う講義を受講しており、2学期目から中国語で行う専門の講義(語学クラスではない)も受講しました。台湾大学は非常に国際性に富んでおり、多くの国からの留学生が在籍しているので英語で開講されている授業の数も多く、安心して学業に励むことができました。私は学部での研究テーマが台湾を対象として行っているため、大学での授業以外にも積極的に他のコミュニティに参加し、台湾社会の様子を観察しようと行動してきました。特に学校教育に興味があったため、現地の学校の先生とのつながりを得て学校の授業や雰囲気の観察を行うことができ、机上の学び以外での貴重な学習の機会をいただきました。このように学内、学外問わず台湾大学の先生方や友人たち、学外で知り合った方々を含め、多くの方々の支えによって充実した留学生活を送ることができたと思います。
今後留学に行かれる方、検討している方は、留学先の大学内での学びだけでなく積極的に色々なコミュニティに参加して活動の幅を広げることを強くお勧めしたいです。講義や教科書からは見えてこなかった部分がきっと見えてくると思います。
所属学部・研究科名:人文社会学部
派遣時学年:3年次
派遣期間:2024年9月~2025年6月
派遣先国名:台湾
派遣先大学・機関名:国立台湾大学
私は、国立台湾大学に9か月間派遣していただき、この期間でさまざまな貴重な体験をすることができました。
台湾大学では、中国語で開講される授業のほか、英語開講の授業も充実しており、幅広い選択肢のなかから自分に合った授業を選ぶことができる点が魅力的でした。私は留学生向けの語学の授業を中心に履修しつつ、台湾の自然資源について学ぶ授業や歴史の授業など、台湾についての理解を深める授業もいくつか受講していました。
学校の周辺には飲食店も多くあり、授業終了後には留学生たちと一緒にご飯を食べに行くことが日課でした。台湾は多国籍レストランも多いため、他の留学生が母国の料理を紹介してくれることもあり、台湾料理だけでなく、さまざまな国の食文化も体験できておもしろかったです。
休日や長期休暇には、台北市内だけでなく、他のエリアに遊びに行くこともありました。帰国数か月前には阿里山の日の出を見に行き、沖縄では感じることが難しい山の上の空気と、山頂付近からの日の出の眺めを見ることができたのは忘れがたい体験となりました。
留学先での体験は、どんな小さなことであっても新鮮で、思い出になりますし、交換留学であれば特に授業と課外活動を両立しやすく、楽しい経験がたくさんできます!みなさんもぜひ交換留学に挑戦してみてください!
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所属学部・研究科名:地域共創研究科
派遣時学年:2年次
派遣期間:2024年9月~2025年6月
派遣先国名:台湾
派遣先大学・機関名:国立台湾大学
私は台湾大学人類学系に所属し、国際生向けの中国語を学びつつ専門である考古学を学んでいました。授業は全て中国語で開講されていたため、留学当初は全く聞き取れませんでした。次第に聞き取れる量が増えてきましたが、完璧に理解するのには多くの時間を費やしました。中国語の授業では、発表の機会があり沖縄の文化について紹介しました。台湾と沖縄で似た文化があることを知る機会にもなりました。台湾生活で一番印象に残っている出来事は、台湾大学の考古学調査(発掘調査)に参加したことです。1月3日から16日、2月8日から14日までの冬季休みの期間に高雄の馬頭山にて発掘調査に参加しました。この期間は台湾大学の学生と計3週間の共同生活ということもあり、この期間に一番中国語が伸びたかも知れません。さらに、留学期間中にいくつか研究会にも参加しました。その結果、現地研究者との交流を行うことができました。そのほか、台北は交通の利便性が良いこともあり、授業後にバスを利用して台湾大学から各地の博物館に見学や資料の調査に行くことができました。この10ヶ月間非常にたくさんの方に助けてもらいながら有意義な留学生活を過ごすことができました。末尾になりますが、感謝申し上げます。