留学体験記 米国(トビタテ!留学JAPAN-全国)

トビタテ!留学JAPAN(全国)第10期

氏名:仲本 莉里歌
所属学部・研究科名:法文学部
派遣期間:2019年10月~2020年3月
派遣先国名:米国
派遣先大学・機関名:日本映像翻訳アカデミーロサンゼルス校、国際交流基金ロサンゼルス日本文化センター
受給した奨学金名称:トビタテ!留学JAPAN(全国)

 大学を休学して、半年間、アメリカ・カリフォルニア州にて映像翻訳の勉強をしました。映像翻訳とは、ニュースや映画、ドラマなどの映像作品に対して、字幕、リップシンク、吹き替えの台本などを作成する翻訳分野です。大学に入学してから通信で映像翻訳を学んでいたのですが、同翻訳学校に留学制度があることを知り、トビタテ!留学JAPANに応募して渡航を決めました。現地の翻訳学校(日本映像翻訳アカデミー)では、映像翻訳に加えて実務翻訳、通訳など様々な分野を学びました。同校の先生のご好意で、主にハリウッドにて行われる様々な映画イベントに同行させていただき、映画監督やスタッフ、俳優陣のQ&Aセッションを見学したり、直接お話させていただいたりする機会までありました。また、トビタテが奨学生に要する実践活動として、国際交流基金日本文化センターにて週一度、約半年間のインターンシップも行いました。日本語、日本文化を海外に発信することを目的としている同センターでは、事務作業にとどまらず様々なイベントの準備・受付のお手伝いや、取引先とのミーティングなども見学させていただきました。語学の勉強にとどまらない、非常に充実した留学生活でした。今後はプロの映像翻訳家を目指して試験勉強に励むとともに、留学で得た経験を活かして、日本映画の魅力を世界に発信するために映画業界に焦点を絞って就活するつもりです。大変有益で、貴重な半年間となりました。