留学体験記 UMAP
UMAP 派遣
所属学部・研究科名:国際地域創造学部
派遣時学年:4年次
派遣期間:2022年07月~2023年05月
派遣先国名:メキシコ
派遣先大学・機関名:モンテレイ大学
僕自身、どんなことを学べるか、何をしようか、うまくいくだろうか等と考えながら、大きな漠然とした不安と期待の中、メキシコに向かいました。勉学に関しては、申請書でも書いていた通り、私には、海の向こうにあるラテンアメリカ、メキシコの文化を感じ、学びながら、将来メキシコ料理店を持った時のための本場メキシコ料理の勉強、スペイン語の学習、そしてもちろん専攻である経営学の授業を受けるために行くのだという決意だけがありました。そんな中着いたメキシコは、この枠では収まらない程に色とりどりで、色々な人に出会い、色の濃い経験ができた場所となりました。最も、留学のおかげで得た学修成果は、琉球大学にはない、より専門的で実践的な授業を履修できたことでしょう。中でも「社会起業」の授業で学んだ「ソーシャル・イントラプレナー」の存在を知れたことがとても大きく、それを聞いた時初めて、新たな将来の夢だと、私がやりたい、できる、フィットすると思えたのです。また、スペイン語で受けたレストラン経営の授業は、そのテーマに特化した知識と経験を教えてもらい、旅行で訪れたメキシコシティ、キンタナ・ロー州、オアハカ州では、工業都市モンテレーにはない、多様な民族背景の料理を食し、料理教室にも通えました。そこで得た苦い経験と見つけた夢が、一番のお土産だと思います。