留学体験記 ソウル市立大学校

ソウル市立大学校(大韓民国)2019年度派遣

氏名:崎間 花香
所属学部・研究科名:法文学部
派遣期間:2019年8月~2020年2月
派遣先国名:大韓民国
派遣先大学・機関名:ソウル市立大学校
受給した奨学金名称:琉球大学後援財団 国際交流奨励事業 留学生派遣奨励金

 私は2019年後期から10ヶ月の予定で韓国・ソウルのソウル市立大学へ交換留学をしました。ソウル市立大学は現地の学生が留学生をサポートするバディ制度(ソウルメイト)をとっており、留学開始の一か月ほど前からバディと連絡を取り合うことが出来たので留学前の不安は殆どありませんでした。留学開始後もソウルメイトがさまざまなイベントを開催してくれたので、ここを通じて交流の輪も広がったように思います。また韓国は、秋から冬にかけて公休日が多く、交通費が非常に安いので、休日はソウル市内の博物館や美術館へ足を運びました。日本では学ぶことのできない歴史の詳細や文化について多くの知識を得ることができ、これからとりかかる卒業論文の貴重な資料になり得ると考えています。留学生活においては特に台湾や中国の友人と親しくなる機会が多く、言語交換をしたり、政治や互いの文化の話など慎重な話題について話したりと中華圏に関しても関心を抱くきっかけになりました。私の留学生活はコロナウイルスの影響により半年で終わりを迎えることになりました。悔しい気持ちとやり残したこともたくさんありますが、この留学で学んだことを最大限生かし今後の研究に励みたいと考えています。